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3クラブ対抗 駅伝大会

コロナ禍で多くのかけがえのない機会を
奪われた子どもたちのために何かできないか
と始まった対抗駅伝というかたちの交流会。
志を共にする3つのクラブが集まりました。
雨上がりのベストコンディションです。

 

大宮陸上さんやチーム近藤さんの
子どもたちも本番を迎えた緊張感と
全力で勝負できる嬉しさで
みんな充実した表情でした。
みんなが思いっきり走って
お互いの健闘を讃え、
声を上げ手を振りました。
もちろん日立陸上クラブの面々も
心身ともに充実しています。
今回は、各チーム共、子どもたちによる
話し合いで走る順番を決めます。
それは、自分たちで勝つための戦略を
考えるということでもあるのです。
駅伝とは、長距離走とは、
について子どもたちはすでに彼らなりの
考えを持ち初めています。
そしてその楽しみ方も会得しているかのよう。

 

役者と台本は揃いました。
私たち大人は子どもたちの自主性に任せ、
彼らが繰り広げる舞台を
大いに堪能させていただきました。
駅伝の部では、男子も女子も
それぞれ優勝 & 3位という大活躍でした。
なかでも男子Aチームは最終5区での
ゴール手前200mでの大逆転。
今日一番の見せ場にみんな興奮しました。
これもみんなで掴んだ結果です。

 

また、次に行われたフレンドリーレースが
特に今回印象的でした。
出場した子たちがみんな
素晴らしい走りだったのです!
数ヶ月間に渡り実施してきた特練。
一緒に練習してきた中で
それぞれ調子に波があったり、
結果に満足できなかったことも
あったかと思います。
今日の君らの走りはそれらを
払拭するかのよう。
これまで続けてきたことによる
一定の成果が出てきたと感じさせるものでした。
みんなの今後が楽しみです。

 

これで今シーズンの駅伝日程は全て終わりです。
円井コーチの総括のあと、
キャプテン コウシの号令で、
”ありがとうございました。”
と言って締めました。
いまは、みんなまだ通過点にすぎません。
上級生になったら、中学生に進学したら、
まだまだどうなるかわかりませんよ。
目先の結果に一喜一憂せず、
少し広めに視野を持ち、バランスよく
目標に向かって邁進し続けることです。
周りのアドバイスを聞きつつも、
最終的には自分で勉強し納得したら、
自ら考えて決められる力をつけてください。

 

佐藤 敏哉


 

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