入団式にあたって

日立陸上クラブには、毎年小学生から高校生までたくさん入団しています。
今年は、新規入団者が６９名、継続入団者が７５名の合計１４４名という大所帯となりました。
今日ここに集まった皆さんは、走るのが好きでもっと速く走りたいと思って入団した人がほとんどだと思います。
毎年入団式で話しているかもしれませんが、きっとクラスで一番、学年で一番、あるいは学校で一番という人もいるでしょう。
確かに速く走れるようになることはいいことです。
でも、募集案内に「明るく元気な挨拶のできる子を募集しています」と書いてあるように、日立陸上クラブに入って
もっと大きな声で挨拶ができるようになったとお父さん、お母さんに言われるように1年間頑張って行きましょう。
また、全力で走るということの素晴らしさ、大切さを分かって貰いたいと思います。
そして、走ることを通して最後まであきらめないということも学んで行きましょう。このことは、絶対勉強にも通じると思います。

『ご父兄の皆さんへ』
陸上競技の「走る、跳ぶ、投げる」というのは、スポーツの基本です。特に新規入団の子供さんには、これから、そのスポーツの基本を
しっかりと身につくように指導していきたいと思います。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年3月に大阪の万博記念公園で開催されました、日清カップ全国小学生クロスカントリー大会に、
茨城県代表として出場しました。夏の全国大会には何度も出場し入賞していますが、冬の全国大会は当クラブにとっても初めてでした。
もちろん日立市のスポーツ少年団としても初めてのことでした。小学生だけでなく、中学生も関東大会に2名が出場するなど、
素晴らしい成績を残しています。
この日立陸上クラブは、今、県内の多くのクラブから注目されています。それは、日立陸上クラブ出身で、高校、大学で活躍している選手がいっぱいいます。
昨年も大学生で国体に出場した選手もいました。23年度の茨城県の１００MのランキングNO.1です。彼女は現在も陸上を続けていますが、
小学4年生からこの日立陸上クラブに入団した一人です。
ご父兄の皆さんに一つだけお願いがあります。最近はだいぶ増えてきましたが、時々自分のお子さんがどんな練習をしているのかとか、
今日も頑張っているのかなと競技場に足を運んでいただけたら幸いです。

最後になりましたが、今年も走るだけでなく、いろいろな行事を計画していますので、ご父兄の皆さんのご協力をお願い致します。

日立陸上クラブ代表　　五島　　　平成2４年４月７日