Home > コラム | 動画 > 背面跳び

背面跳び

いまや当たり前となっている、
走高跳の『背面跳び』。

 

1968年のメキシコオリンピックの走高跳で、
当時、『ベリ-ロ-ル』 という跳び方が当たり前の中で、
ただ一人、バ-に背を向ける斬新なフォームで跳んでいた
アメリカのディック・フォスベリ-という選手が、
2m24の大会新記録で金メダルに輝いた。
このJUMPで『背面跳び』が世に広まった。
よく考えたなぁ。
その選手の名を取って英語では、
『Fosbury Flop (フォスベリ-フロップ)』
というらしい。

 

『背面跳び』は、他の跳び方と比較して、
助走→踏切り→クリアランスの一連の動作を
スム-ズにおこないやすく、
助走スピ-ドを跳躍に生かせる跳び方で、
高いバ-をクリアするために最も合理的な
跳び方なんだそうです。

 

それになんと、
『ベリ-ロ-ル』や『はさみ跳び』は、
バーよりもかなり高く重心を引き上げないと
バ-を越えることができないけど、
『背面跳び』は、重心の位置がバ-より低くても、
クリアランスの技術によっては
バーを越えることができちゃうみたいです。


なんかピンとこないけど、
こんなイメージです↓

 

バ-を撫でるような
重心の描く放物線の
かかとが抜けた瞬間。
シビレルよね~。

 

『背面跳び』を志す、
北林コ-チの門下生、
コウダイ、アラタ、ケイシン、
『高跳び三羽ガラス』
ゆっくりでいいから、
しっかり翼を広げて、
大きく羽ばたけよ~。

 

Home > コラム | 動画 > 背面跳び

Return to page top