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2021-07-31 月例チャレンジ記録会

今回はオリンピック放送を
テレビで見ながら失礼します。
いやぁー、始まりました。
陸上競技も昨日から始まり、
いきなり日本新記録も見られましたね!
陸上競技以外でも、
特に若い選手が活躍している姿も印象的です。
スーパーアスリートになることを夢見て
未来の自分と重ねて見ている子もいるんじゃないかな。
今日のレースは、
自分自身にとってのオリンピックだと思って
全力でトライしてみてください。
君のメダルは今日輝くか?

 

まずは注目の100m。
前回の日立記録会では向かい風でしたが、
今回の風は後ろから追っています。
走っているときに受ける感覚も違うんじゃないかな。
どんな記録が出るのか楽しみですね。
さあ、スタートです。100m。
一人ひとりのドラマです。
それらを隔てるレーン間のライン。
その向こうには異なる想いを持つライバルが、
“ぼくとわずかに数ミリ差だった!”
そう力説する子もいた。
腕を大きく振り、ストライドを伸ばした。
小学生にとってはそう短いともいいきれない100m。
終盤の数秒は風を味方につけて
最後まで力強く走り切っていきました。

 

第3コーナーに
長距離が好きな子たちが集まってきました。
1000mです。気温はちょっと高めですが、
昨日のオリンピック長距離競技で
超スゴイレースを見たばかりだということもあり、
何の根拠もないのですが
なんかやってくれそうな気になってしまいます。
小学生の長距離にエントリーしてくる顔ぶれは、
少しづつですが多様化してきているようです。
当然、勝てる勝てないも
これまで通りとはいかないでしょう。
普段の練習では鍛えるという類いのことには
取り組んでいません。
ですから、私がやっていることは
子どもたちのコンディショニングのお手伝いと、
強くなるための引き出しを増やしてあげること。
それだけです。
でもその箱にはそれぞれの子にとっての
宝物が入っているんです。
宝物を少し取り出して
ちょっと強くなって嬉しくなったり、
あるいは怪我して結果がだめで悔しいときもあります。
想いが強いほどあきらめきれない。
でもそれは、宝物を入れるための引き出しを
ひとつ手にしたんだと思えばいいんです。
気がつくと、後ろから追いかけるあの子まで。
そういう君らをみつめていました。

 

佐藤 敏哉

 

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