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2022-10-16 茨城県小学生陸上競技大会

すぐに答えなんて無い。
強くなるための要となるものは何か?
それを自らの頭で考える。
練習でのそんなひとコマ。
春の日清カップ県予選以来、
季節が移り、あれから数ヶ月、
選抜選手にとっての勝負の舞台、
秋の県大会を迎えました。
秋晴れです。

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いきなり結論から。
みんな凄いっ!確実に進化してる。
試行錯誤していつもやってきたことが
実を結んだようです。
しかもそれを友達どうしで
切磋琢磨し互いに高め合える。
みんなはすでにそういう仲間同士なんだね。
大会記録の応酬で予選から白熱の予感漂う
男女混合4×100mリレー決勝が始まる。
”みんなで一緒に応援しよう”
と子どもたちに誘われて席を移った。
すでに自分の競技を終えた子たちの期待が
トラックの4人に注がれました。
4年ぶりに開催された今大会は、
メダル獲得者や入賞者が
驚くほどたくさん出ました。
まるで相互の力が作用し合っているかのよう。
ほんと快挙です。

 

”決勝レースの方が楽しいよ。”

 

そう言って笑った子がいました。
予選をしっかりと走り、
決勝で強い選手との真剣勝負。
この独特な緊張感に呑み込まれまいか
というコーチの心配をよそに子どもたちは
むしろそれを楽しんでいるのだ。

 

フィールド競技では複数回の試技がある。
走り高跳びは3回という限られた試技で
果敢にトライ。徐々にバーが上がり、
3回目でバーが揺れる、、、。
思わず声があがってしまいます。

ジャベリックボール投げに向かった4人は
ここまで来たら全力でいくだけだと。
一回一回の試技に少しづつ修正しながら
ビッグスローを狙っていきました。
体全体でパワーを乗せてうまくはまったか、
伸びたか、飛距離は⁈

同じようなことが走り幅跳びでも。
なんと出場した全員が決勝に残り、
6回全ての試技をすることとなった!
試技の回数を重ねながら、
その都度考えて細かな修正をしているようだ。
現に、最終試技で何かを掴んだのか
ベストの記録を叩き出していた子もいたことが
まさにそれを物語っている。
大きな大会本番の最中、
勝負しながら考え、修正し、
一回一回強くなっているというわけだ。
レースを重ねるごと試技を重ねるごと
自ら確実に進化している。
今大会でわたしが特に強く感じたのは
こういったことでした。

 

そして一発決勝の80mハードルと1000mも
素晴らしいレースでした。
技術的に難しいハードル競技。
思い描いたイメージでハードルを越え
走り抜けていく様は
とてもかっこいいものでした。

 

また、長距離の1000m。
自分の目標ペース、余力、
相手との駆け引き、
レースの展開、気温•風などの条件、
事前に立てた戦略と実際との違い、、、
そして、アグレッシブにスパートをかけた。
各種目に挑んだ子どもたち、
競技に向き合う前にイメージを持つことが
しっかりできていたんではないでしょうか。

 


ほどよい緊張感と終わったあとのホッとした感、
友達でありライバルであり、
目標である仲間と過ごした長い一日。
陸上競技の醍醐味を大いに楽しめましたね。
もうクタクタ(^^;
でも充実した心地よい疲れですね。
全員が戻って来て、
岸田コーチがみんなの活躍を総括をするとき、
子どもたちのすぐ後ろを囲むように
保護者の方々が集まり
みんなで讃え合う光景を見るのが
実はわたし好きなんです。
なんかこれ ”チーム日立陸上”
って感じがするんですよね。
今日を迎えられたのは、本人はもとより
ほんと保護者のみなさんのお力によるものが
とても大きいんです。
そして、クラブの仲間たちと支え合って
ここまで来たんです。われわれコーチは
そのお手伝いをさせて頂くことができ、
大変嬉しく思っています。
明日からも続く次のひとコマには
どんな画が写っているんでしょうか。

 

佐藤 敏哉

 

◆メダリスト
【6年男子80mH】
1位、クオン(6年)、13秒40(+2.0)

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【6年男子走幅跳】
1位、リキト(6年)、4m43(+1.3)

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【4年女子100m】
1位、エナ(4年)、15秒26(+2.2)

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【5年女子走高跳】
1位、リイ(5年)、1m10

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【5年女子走幅跳】
1位、ノゾミ(5年)、3m72(+2.0)
2位、ナオ(5年)、3m55(+3.6)

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【6年女子走幅跳】
1位、ルマ(6年)、4m47(+1.1)
2位、エリカ(6年)、4m22(+1.7)

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【5年男子ジャベリックボ-ル投】
2位、シュンスケ(5年)、42m47

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【男女混合4x100mR】
2位、1走、ハルト(6年)
         2走、ルマ(6年)
         3走、ミヅキ(6年)
         4走、クオン(6年)

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【6年男子走高跳】
3位、ケント(6年)、1m18

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【6年女子走高跳】
3位、ルイ(6年)、1m15

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コメントx:1

五島 22-10-19 (水) 9:00

2018年以来4年ぶりに開催された茨城県小学生陸上競技大会。
全員が練習の成果を十分に発揮し、しかも競技を存分に楽しんで、素晴らしい成績を残せたことは、
本当に見事というほかありません。
優勝者6名、また8位までの入賞者数(リレーを除いて26名)も今までで最高です。
また、惜しくも入賞を逃した人もほとんどの人が自己ベストを更新と素晴らしかったです。
最後に、保護者のみなさん、特練の送り迎えお疲れ様でした。今日の子どもさんの活躍で
今までの疲れも飛んで行ってしまったことと思います。
これからも引き続きご支援、ご協力よろしくお願い致します。

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