Home > 写真集 | 活動報告 > 2022-12-03 茨城県スポーツ少年団駅伝大会

2022-12-03 茨城県スポーツ少年団駅伝大会

なにかちょっと違う朝、空気が冷たい。
駅伝の朝はいつもこんなだっけ?
こころがしびれる。
県スポーツ少年団駅伝が3年ぶりとなったせいか
私自信も少し緊張していたことに気づいた。
私たちの身近な所から少しばかり遠のいていた
スポーツの感動を今日は満喫できるのだ。
5人そろってこの日を無事に迎え
スタートラインに立てたこと。
走る選手だけではない、
一緒に練習してきたチームメイト、
お父さんお母さん、家族のみんな。
今日ここに来たくても事情により
来れなかった子もいる。
良いこと悪いこといろいろあっての、、、

 

”スタート1分前”

 

2区以降の選手たちが控える。
自分の走りをイメージする。
時折り、ふだんには見せない表情。

 

“いつもの練習だと思って走れ”

 

円井コーチのそれは、
かつて駅伝で重役を担ってきたからこそ
自然に出てくる言葉。
今日できることは、
選手ひとりひとりがいま持っている
個々の力をいかにして引き出すかだ。
そして、みんなで精いっぱい応援することだ。
やることはやってきた。

 

時が来た。号砲が鳴り、一斉に走り出す。
各チームのエース級がひしめく
1区の集団に混じり、
黄色いTシャツが果敢に挑む。
参加チーム数はかつてほどではないものの
県内では新たな少年団が力を付けてきている。
その厳しい戦いの中、
日立陸上クラブの男女それぞれの5人が
持ち前の個性を発揮し自分の走りができるのか。

 

期待の1区では、男女とも中段の好位置につけ、
その後タスキを繋いでいくにつれて
後続の追い上げを警戒しつつ
上位を狙うという展開になった。
順位を上げていくほどに相手も強い。
さあどこまでいける?
ふり絞り走り終えて戻ってきた子は
さすがにそうとう疲れた様子。
激しい息づかい。1600m、
あるいはそれ以上の距離を全力で走り切るのは
たやすいことではなかったということだ。
距離やコースに対する不安のあるなか
それを克服しながら走ったのだ。

 

そんな全員の健闘によって、
最終的に男子は総合4位女子は総合3位という
好成績を収めることができました。
個人では区間賞や区間上位の選手たちも。
そして沿道の各所で大人も子供も
みんなで一緒に応援しました。
あとで届いたみなさんからの写真を拝見しますと、
その様子がよく伝わってきます。
私などなかなか至らないこともあり
内心どきどきしていたにもかかわらず、
無事にこれだけの成果をあげられたのは、
みなさんが人知れず
いろいろと努力してくれていたのではないかなと
想像するも易し、であります。
ほんとうにありがとうございました。

 

佐藤 敏哉

 

男子動画

女子動画

 

 

Home > 写真集 | 活動報告 > 2022-12-03 茨城県スポーツ少年団駅伝大会

Return to page top