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睡眠の質を高めるために

中学生中長距離ブロックコーチの二平です。


今回は疲労回復、そして身体を成長と筋力強化に絶対必要な睡眠の質を高めるために
必要なことについてまとめていきたいと思います。


説明する前に睡眠とは言うまでもありませんが、身体の休息はもちろん、
脳が休息するための大切な時間です。
昔から「寝る子は育つ」といいますが、脳が深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌され、
この成長ホルモンは細胞の新陳代謝(しんちんたいしゃ)を促して(うながして)、
皮膚や筋肉、骨などを成長させ、日中の活動で傷ついた筋肉や内臓などを
効率よく修復する働きがあります。
いってみれば、睡眠は身体と脳の再生工場のようなもの。
私たちは、心と身体の健康を保つために眠る必要があるのです。
もちろん身長を伸ばすために睡眠は重要になってきます。
では睡眠の質を高めるために箇条書きで説明していきたいと思います。


・午後10時前には寝る(成長ホルモンが一番分泌される時間帯は午後10時から午前2時)

・寝る直前(出来れば2時間前ぐらい)には食事を取らない
      ※食事をとってしまうと胃腸が活発になり、眠りが浅くなってしまうため

・寝る直前にテレビやパソコンや携帯の画面を見続けない
      ※テレビや携帯の光(ブルーライト)は交感神経を優位に働かせてしまうため寝つきが悪くなる。

・どうしても寝る直前にテレビやパソコンや携帯やゲームの画面を見なければいけない時は、
     ブルーライトの対策を徹底する。
      ※画面につけるブルーライトカットのフィルムやブルーライトカットのメガネなど。

・寝る前にカフェインを取らないようにしましょう。
      ※コーラやコーヒーやお茶に含まれているものは交感神経が優位になってしまいます。

・寝るときは電気を消して真っ暗にする
      ※暗くすることで副交感神経を優位に働かせるため。

・静かな環境で寝る
      ※うるさいとやはり寝つきが悪くなるため。

・寝る前に深呼吸をする
      ※深呼吸をすると副交感神経が優位になり身体が休まりやすくなります。

 

こうしてみるとだいたい意識すれば出来ることが多いです。
特に現代で睡眠の質が落ちてしまう行動はスマホを夜寝る前にいじることだと思います。
睡眠の質を高めるためには夜10時以降はなるべくスマホなどを
使わないようにするだけでもだいぶ変わってくると思うので意識してやってみましょう。
では今回はこの辺で。
次回も楽しみにしてください。


二平 智裕

  • 2020-04-04 (土) 21:55
  • コラム
  • 作成者:long jumper

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