- 2020-05-25 (月) 12:39
- コラム
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日立陸上クラブ Hitachi Track & Field Club
日立陸上クラブ少年団の紹介と活動について掲載しています
練習日誌を書くことについてのメリットを
3つにまとめて書きたいと思います。
今回は陸上競技の中長距離向けに書きますが
他のスポーツでも役に立つと思いますので
良かったら見てください。
1.過去を振り返ってモチベーションアップ
今までやってきた練習を振り返って
これだけ練習をやってきたから試合は走れる
と自信をつけるために練習日誌は使えます。
練習の結果を目で見れるようにしておくことで
「これだけ練習をやってきたから大丈夫」と
自分に言い聞かせることができます。
もちろん練習内容は書ける限り細かく書くといいでしょう
例えば練習内容とポイント練習をやったことを書くなら
練習の設定と実際の結果、そしてインターバルならrest(間)も
しっかり書くといいでしょう。
練習をしなかった日も休養ときちんと書くことは大事です。
※練習があんまり出来ていないと逆効果になるかもしれません。
2.調子が良かったときの調整方法を確認できる
調子が良かったときの事をそのままやっても駄目ですが、
少なくとも試合前の調整方法は参考になります。
もちろん練習だけでは無くその日の食事メニュー、
体重と体脂肪、起床時間と就寝時間、起床脈、
そして可能であれば練習したときの気温と湿度も
書ければよりいいでしょう。
※起床脈については下記リンクを参考にしてください。
https://mag.onyourmark.jp/2019/02/heartrateleadshealthylife03/114531
3.指導者になったときに役に立つ
これはあくまで個人的意見なのですが、
現役時代に様々なことを教わり、
その教わった事を練習日誌に書いてきましたが、
これが指導するときに非常に役に立っています。
日々過ごしていく中で気になったことを記録しておくと
非常に役に立ちます。
仮にそれが間違いだったとしてもこれは間違いと覚えることで
それも非常に役に立ちます。
指導者は正しいことだけでは無く、
なぜこれは間違えているのかについても
説明出来なければならないと思います。
そしてメモしていくなかで気になってわからない事があれば
コーチなどに確認する癖をつけておくといいでしょう。
練習日誌の書式は特別のものでは無く、
普通のノートでも日記帳でもかまいません。
最近はアプリでも練習日誌がありますが、
私は見る側としては書くことをおすすめします。
書いた方が自由に表現できるし、
書く字をみて丁寧に練習を振り返っているか
雑に振り返っているかも慣れてくればわかりますし、
書いている字で精神状態もわかるかもしれません。
以上3点練習日誌を書くことについてのメリットをまとめました。
是非参考にしてください。
二平 智裕